思い出のファンサ3選！～嵐編～ - それでも、人生は素晴らしい

みなさん、ファンサってもらったことありますか？
私は、人生で、ファンサらしいファンサはたぶん一度だけ。
しかも、本当に私に向けてだったのかも怪しいという･･･
自分だけにピンポイントでしてくれたら、あ！今私にしてくれた！ってわかるものなのかな？
経験がないのでわからない可哀想なジャニヲタ。
例えば、うちわに書いたアクションをやってくれたら、自分だ！ってわかりそうな気もしてきた。
でも私の時代は、「ピースして！」「撃って！」くらいしか種類がなかったし、大勢の人がうちわの裏に同じことを書いていたと思う。
私も、例に漏れず「ピースして」と書いていた。
これが私のうちわ。

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普通wwwwww
コンサートを楽しめればそれで良かったので、「ファンサ貰えなかった(号泣)」みたいなことはなかったが、やっぱりジャニヲタなら貰ってみたい。
それがファンサ！
というわけで、今日は私が思い出に残っているファンサ(と呼べるものはたぶん1つ)3選を紹介したいと思う。
今回は嵐編としたが、他グループのコンサートで貰ったことないので、このシリーズは今回の嵐編で終わりですw

嵐のファンサ
その1︰松本潤(2003年How's it going?ツアー)
その2︰二宮和也(2006年ARASHIC Cool&Soulツアー)
その3︰大野智(2005年WISH握手会)

嵐のファンサ

昔と今とでは違うと思うが、私が嵐ファン全盛期でアリーナクラスの会場がメイン(2002年～2007年頃)だった頃の各メンバーのファンサは、以下のような傾向だった。

・大野智
 嵐メンバーの中で最もファンサが多い。
目を合わせながら、ピンポイントでお手振り、うちわの文字に反応、指差し、ピース、とにかくやってくれる。
釣りを始めてからは、釣って！といううちわも増えたが、きちんと釣ってくれる。
しかも老若男女問わない。
ファンサは、ステージ上からでも目に入りやすい、近くの席のファンの方がしてもらえるイメージだが、大野くんに至っては、遠くのうちわをよく見てくれるので、「ファンサをもらいたい智担には、アリーナ（地上席）よりスタンド中段以降が神席」という都市伝説があったほどである。

・櫻井翔
「皇室のお手振り」の異名をとる。
広範囲を見渡すように、満遍なく手を振ってくれる。
ピンポイントのファンサは基本的にしない。

・相葉雅紀
元気な子、目立つ子にファンサしてくれる。

・二宮和也
急遽開放された、ほぼステージが隠れている見切れ席に入った時、見え難い席だと分かっていたニノが気にしていっぱい来てくれて、めちゃくちゃこっちに見えるように何度も通って手を振ってくれて、なんて素敵なアイドルなんだ！と感激した思い出。
しかし、ピンポイントのファンサとなると謎。
理由は後述する。

・松本潤
お手振りだけ、とかピースだけ、とかではなく、とんでもなく破壊力のあるファンサをやってのける(後述)。
ある日のコンサートで、前の席(スタンド最前)にめちゃくちゃ美人の潤くんファンがいて、あー、こういう人ならファンサもらえまくりなんだろうなー、いいなーって思ってたら、1度ももらえてなくてビックリした。
終わったあと、良席なのにあまりにもスルーされてて(単に縁がなかっただけだと思うけど)、その人ガチで泣いてた･･･。
だから、潤くんは顔の善し悪しで選んでファンサするわけじゃないんだな、思った出来事だった。

それを踏まえて！
私の思い出のファンサ三選を紹介していきたいと思います。

その1︰松本潤(2003年How's it going?ツアー)

なんと私は、この日、目の前が花道、そしてセンターステ近くという神席を引き当てていた。
花道を、何度も何度もメンバーが通る。
夢のような時間を過ごしていたコンサートも終盤になる頃、その事件は起こった。
潤くんが、こっちを向いてしゃがんでニコッと微笑みながら私を指さし、指でくるくるしたのだ！
小さい頃、トンボを捕まえようとして、止まっているトンボの目の前で指をくるくる回したことはないだろうか。
それ。
それを、私に向けて潤くんがやってくれたのである。
その時の潤くんは、きみはペットの撮影が終わったばかりで、まだパーマの残るフワフワの髪を金髪にしており、想像を絶する可愛い生き物だった。
しかも、まだ少し役が入っていたのか、モモちゃんのように終始ニッコニコ。
それが、当時まだ19歳だった松本潤くんに、私が落ちた瞬間である。
というか、シュッ(しゃがむ)→ニコッ(微笑む)→クルクル(指を回す)の3コンボを目の前で見て、松本潤に落ちない人間がいたら見てみたい。
そしてすいません、私に向けて、と書いたが、私の半径1m以内にいた人たち、みんな「私に向けて！」と思っているはずで。
私のような取り立てて可愛くもない、むしろ不細工な人間が、そんな破壊力のあるファンサをピンポイントで受けられたわけは無いと今でも思うけれど、自分にしてくれたと、そう思い込んで墓まで持っていきたい。

その2︰二宮和也(2006年ARASHIC Cool&Soulツアー)

この日、私はまたしても神席にいた。
センターステがすぐ右後ろ。そして振り向くと、そこは花道だった。
つまりまた、花道最前の席だったのだ。
2003年夏に潤くんに落とされた私だったが、2005年に担替えし、大野くん担当の箱推しになっていたので、持っていたうちわには、智の文字。
そのためなのか、どうなのかはわからない。
お手振り曲で、目の前の花道をニノが通り過ぎていく。
近すぎて目も合わないような距離。
それでも、普段は画面越しにしか見られない人をこんなに近くで見られて幸せだった。
と思ってたら、数歩先に去っていったニノが、突然振り返り、完全に私と目が合った。
とても可愛らしい顔が、その目が、なぜか私を見ている･･･。

真顔で。

戸惑ったが、手を振ってみた。
しかし、ニノ、私をガン見したままノーリアクション！！
手を振り返してくれない！！
そしてまた数秒、ニコリともせず私を見たあと、振り返って去っていった。
あれはなんだったのだろう、と、15年以上経った今でもたまに思い出す。
もしかして、私がニノちゃんの知り合いの誰かに似ていたりでもしたのだろうか。
真相は闇の中で、真顔でガン見されるという、ファンサでもなんでもない一件だが、びっくりするほどファンサを貰った経験がない私は、これはファンサだったと捉えて、これからも生きていく。

その3︰大野智(2005年WISH握手会)

2003年の握手会は、やはり地方民にとって会場は遠すぎ、そして突然過ぎて諦めざるを得なかった。
しかし、この握手会に参加した友人から、何回も握手出来たよ！そんなに待たなかったし。という衝撃の事実を聞いた。
だから、私は今度は迷わなかった。
突然決まった握手会だったが、地方から上京して参加することに。
私はこういうイベントが人生で初めてだったので、あまりにも無知だった。
みんなが続々と始発で訪れている中、私の中ではめちゃくちゃ早い9時くらいに会場に到着。
まさかそれから6時間程並ぶとは、この時は想像もしていなかった。
どこがゴールかもわからない列に1人で並び続けた私は、当時はスマホのような暇つぶしグッズもなく、疲れ果てていた。
しかも生理2日目という最悪のコンディション。
しかし、握手の瞬間は突然やってきた。
え！？ここがゴール！？ここにメンバーがいるの！？
と、理解する間もなく、目の前には自担、大野智。
一言喋れると聞いていたので、大野くんにかける言葉を用意していたが、全て飛んだ。
体調不良の中、6時間弱並び、突然目の前に世界で一番好きなアイドルが現れて、言葉を発することが出来る人なんかいるの･･･？
アウアウア状態で、ただ口をパクパクさせて、私の自担との初めての握手は終了した。
と思ったその時！
スタッフの方に、強い力で大野くんから引き剥がされ、隣の相葉ちゃんの方に押し出された。
高めのヒールのブーツを履いていて、しかも2日目でフラフラだった私は、バランスを崩し転びそうになり、前のめりになって相葉ちゃんの元へ。
その時、後ろから大好きな人の声が聞こえてきた。